ガイアの夜明け:良い接客は結局は人。

 凄いサービス・接客で儲ける話をしていますが・・・・


 凄いサービス・接客って、結局のところ人なんですよね。
 技術は、後から教えることができるんですが、「おもてなしの気持ち」や「相手が喜んでいるのを見て喜べるか」などは、なかなか教えられるものではないみたいです。
 もとから、サービス精神がある人じゃないと難しい。


 そのため、採用する際に厳選することが必要みたいです。
 もっとも、人好きで、サービス精神のある人自身は、珍しい人ではないので。
 ちゃんと選べる目があるかどうかが重要になります。


 従業員の気質に依存するため、簡単にマネできるものではありません。
 表面上、マネはできても、従業員の気質と、サービス内容があっていない場合、強制されると従業員が心理的に消耗するだけになってしまう。
 そもそも、接客に重要な「気づき」はマニュアルにしたがっってやっているだけでは、身につかないし、できない。


 さらに、末端の実際にサービスる人だけではなく、店長、中間管理職や社長の人間性がなっていないとなかなかうまく行かない。


 私の知り合いの接客で有名なお店は、やっぱり社長さんの人柄が良い。
 もちろん、ビジネスはドライだけど。
 そうじゃないと、何十年も、高いレベルのサービスを続けられないと思う。


 日本人は真面目なので、店長や社長がカスでも、給与が安くても、マニュアルに従い、真面目に接客する人が多い。
 でも、その場合、心がどんどん消耗して行って、長続きしない。