その企業の商品を買うとは、その会社を支持すること。 〜ブラック企業を排除して、ホワイト企業を伸ばせるのは消費者だけ

 世の中、現場で働く従業員への待遇が悪いブラック企業が多い(ブラック企業の定義は曖昧ですが・・・ホワイトの定義はさらに曖昧)。
 なぜそんなブラック企業が多いのかというと。
 消費者が、商品を買ってしまうから。


 その企業の商品を買うとは、その会社を支持すること。


 ブラック企業の商品を買うとは、ブラック企業を支持することになる。
 消費者に支持されるブラック企業は、存続し続ける。


 基本的に消費者の行動が変わらないと企業の行動も変わらない


 ブラック企業の商品を買わないで、ホワイト企業の商品を買うだけで、社会は大きく変化する。


 基本的に、ブラック企業を排除して、ホワイト企業を伸ばせるのは消費者だけです。


 まぁ、政府がもう少し法律を厳守して、厳正な態度を取ればいいのですが・・・


【一部の人の行動でも効果は出る】
 企業の売り上げが、10%減れば、利益は20%〜50%減る場合がある。
 20%売上が減れば、倒産する可能性もある。


 そして、その分、ホワイト企業の商品を買えば、その会社は伸びて、さらに多くの従業員を雇うでしょう。


ブラック企業の反対は?】
 もっとも、ネットで書かれているホワイト企業というのも微妙。仕事内容はホワイトカラー限定だし。


 工場の従業員や営業など現場の人も含めて会社全体でホワイトなら判るけど。
 社内特権階級の待遇を比較して、優良だのかんだなの変な気がする。


 その一方で、優良企業には、待遇は良いけど、単に規制に守られている会社じゃないかというのが多い。


 有名な未来工業みたいに、事務や営業、工場の人も、そこそこ待遇が良い。しかも、お客さんに喜ばれている(支持されている)のが、本当にホワイト企業だと思う。

 
 収益の高さや社内特権階級の待遇だけではなく、
 商品、雇用含めて、社会に貢献している企業こそ、真の優良企業だと思うけど。


【両立は可能なのか】

 そんなの無理と思うかもしれないけど、不可能ではない。
 真のホワイト企業の人の話を聞くと、お客さんと従業員のことをちゃんと考えて経営している。
 経営者は両立しようと努力している。


 従業員も、それを判っていて努力している。


 日本の人は真面目なので、ブラック企業でも頑張ってしまう。
 でも、どうせ頑張るのであれば、ホワイト企業で頑張った方が、自分のためにも、社会のためにも良い。