近頃、ましまし版が増えている。代表例は、ハッピーターン。何が増えたかというと、表面についている「粉」。
それだけかという声もあるでしょうが、これだけで売り上げは十数パーセント増える。新規顧客を捕まえるのではなく、既存顧客の深堀です。
新製品ではないので、特に研究開発を必要ないし、新設備を必要ない。失敗したときのリスクも少ないし、売り上げの計算もしやすい。
【創造力として】
創造力として、新しくないのは、ダメかというとそんなことはない。新しさに固執して、現実的な対策を無視することこそ、創造力がないともいえる。
企画部などは、こういう目新しくない、ものを出すのは逆に勇気がいることだろう。「おまえらこの程度?」と突っ込まれる可能性は高い。
しかし、目的と手段を間違えてはいけない。あくまでのビジネスの場での創造力であることを忘れてはいけない。