カンブリア宮殿:角上魚類

 家の近くの角上魚類を良く利用しているのですが・・・・
 そこで、よく疑問に思っていたのが、出ている魚の種類と数が安定していないこと。


 狙い撃ちで行くと、結構の確率で「今日はありません」「もう、全部終わってしまいました」となることが多かった。


 スーパーのプロに話を聞くと、大量仕入れ、大量販売は、毎日定量を集めるのが、大変だと言っていたので。
 なんで、角上は、大型魚専門店なのに、安定していないんだろうと思っていたのですが。


 角上は、そもそもコンセプトが逆なんですね。
 無理して、定番の魚を定量集めようとしない。質が悪くて、価格が高ければ、仕入れない。
 仕入れるのは、その日の安くて、良いものだけ。
 だから、お店では、何を売っているか安定しない。


 相当店舗力が出来ないと難しいです。
 その日、何が安くて、良いのかなんて、当日じゃないと判らないのですから。
 その日の朝の短時間のうちに、企画を立てて、実行しないといけない。
 そして、それを毎日、毎日やるわけですから。店舗に力がないとできないですね。



 カンブリア宮殿では、追及していなかったのですが、バックヤードで包丁を持っている人たちは、たぶん正社員ですね。
 派遣社員やパート社員ではないでしょう。
 そうじゃないと高い技能と知識を持つことは困難ですから。