死者は少ないのに、なぜ日本人は自国のコロナ対策を評価しないのか

 後々の記録のためのメモ。

 ネット民のコメントを見ると・・・・

  マスコミの情報操作とか・・・

 反政府のマスコミが、反政府の情報ばかり流すとか・・・

 マスコミは3月頃、コロナを甘く見ていて学校閉鎖を非難したとか・・・

 

 人々の心理を無視したコメントばかり。これが危険なのは、検索サイト上位のYAHOOコメントはネットに記録として残るけど、人々のマインドは残らないこと。

 でも、未来の人は当時の人々が思ったこととして、歴史?に残ってしまう。

 

◼️死者は少ないのに、なぜ日本人は自国のコロナ対策を評価しないのか

 理由は簡単で、「死者が少ない」=「政府の成果」ではなく、国民の努力と考えているため。

 感染症予防は、国民の努力+政府の努力で決まるため、政府が何もしなくても、国民が凄い努力をすれば結果が出る。

 

 会社でいうと、社長が無能でも、中間管理職と現場が頑張って結果を出している感じ。なんとも日本らしいけど。

 社長の成果ですとは、評価しない。

 

PS

 3月の学校閉鎖に対する批判は、「学校閉鎖」よりも、北海道の学校閉鎖の後、全国の「学校閉鎖」を首相が根回しをせず突然決めたため。 

 専門家や各省庁への根回しもしないため、場当たり的なことになったため。

 そのため、保育とか、子供達で家で何するの?どうするの? と思った時、「決められていない」「不明」「あとは知らない」という答えになってしまうため。

 

 通常のインフルエンザなら、学校閉鎖は悪くない。 学校での感染者は多いし。三日四日で決着がつくため。ただ、コロナは違う。

 

 北海道ほど蔓延していない(死者が少ない)。

 若い人の感染者・重症者はあまりいないので、学校の緊急性は低いと考えている人が多かった。

 

 北海道は死者が3人と、発見できていない感染者が多いと推測された。また、小学生、給食の人などに感染者が出た。