なぜ日本ではコロナでの医療従事者イジメが起きやすいのか?

 日本の文化は清潔さを重んじます。世界でもっとも清潔好きな民族(?)のひとつでしょう。

 ところが、その裏返しで、不浄を極端に避ける民族(?)のひとつとも言えるのではないでしょうか?

 別に悪意はないのです。本人は不浄を避けているだけですから。

 高い身分の人間は、低い身分の人間に対して配慮なんぞしません。

 医療従事者がリスクを背負って頑張っていようと関係ない訳です。

 

 日本では、屠殺業など血で汚れる仕事は不浄であり、階級の低い人にやらせていました。

 しかも、低賃金です。

 日本では伝統的に、汚れ仕事は3K仕事は、階級の低い人に低賃金でやらせる訳です。

 介護とかも、排出物を扱う3K仕事ですが、ものの見事に低賃金ですね。

 高い身分の人間は、低い身分の人間に対して配慮なんぞしません。

 医療従事者がリスクを背負って頑張っていようと関係ない訳です。

 

 リスクをかける人が尊敬されないのは、他の分野でも出てきます。

 戦場ジャーナリスト・戦場NPOですね。

 わざわざ日本人がやる人ようがない海外から情報を買えばいいとか。正社員ではフリーから情報を買って、リスクを取りません。使い捨てですね。

 そこには社会的な意義を認めて高いお金を払う意識など微塵もありません。

 

◼️まとめ

 日本文化では、汚れ作業は不浄のものであり、長年、身分が低い人の低賃金作業である。そして、作業者は不浄なものとして蔑まれてきた。