韓国とドイツのドライブスルー型コロナ検査 国ごとの工夫

韓国やドイツ、などの国では、ドライブスルー型のコロナ検査をやっているらしい。

 

しかし、国によって、若干、やり方が違うそうな。

 

 ソフトバンクの孫さんは不安な人100万人PCR検査と言ったけど。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-11/Q71SKJT0G1KX01

 不安な人だと、大量の無駄な検査をすることになる。

  外国は、不安な人を対象にPCR検査をしているわけではない。

 対象は、コロナの疑惑がある人だ。

 

◼️韓国式

 一番初期型。

 記事によって、若干やり方が違う。どっちが正しいかは不明。

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=63803?site=nli

1.ドライブスルーで検査場所に訪問

2.医師によるチェック

3.医師が必要と判断するなら検査になる。

 

こちらの記事だと事前に対象を絞っているようだが。

検査は、事前のアンケートで症状や感染地域への訪問歴、感染集団との接触歴などから高リスクと判断された人を対象に行われる。

https://www.cnn.co.jp/world/35150187.html

 

 

開発した検査キッドを使用しているらしい。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-05/Q6PAACT1UM0Z01

検査キッドの検査数は、どうカウントされているのだろうか?

日本だとPCR検査の検査数と言われている数に、キッドが入っているのかもしれない。

逆に、 入ってないのかもしれない。

入っていないなら、韓国の検査数は、もっと多いことになる。

記事なら13万人となっている。

 

◼️ドイツ方式

https://www.afpbb.com/articles/-/3272778

1.電話に医師に相談

2.医師が必要と判断するなら予約され検査となる

3.検査場所で検査

 

◼️シアトル式

https://www.businessinsider.jp/post-209136

1.オンラインで担当に相談

2.担当が必要と判断するなら予約され検査となる

3.検査場所で検査

 

担当が医師なのか、医師じゃないか不明だけど。

オンラインを使うのが、ITのシアトルらしい。

アメリカはインフルエンザ(A、B)が流行っているので、インフルエンザも検査しているのが興味深い。

 

 

◼️感想。

 PCR検査数だけが比較されるけど、実際はPCR検査数以上の問診?チェックが行われいるようだ。

 

 どうにも、日本はドライブスルー検査の数だけ注目されていて、

 ドライブスルーにすることにより検査数が多いとか、

 検査件数が多いだけだ!! とか、無意味な政治パフォーマンスとか、

言われている。

 

 しかし、検査前に、問診?チェックを入れることにより、不要な検査は避けようと細工をしている。

 

◼️件数を増やすと医療崩壊が起きるのだろうか?

医療崩壊が起きる派と起きない派では、議論の前提が異なる。

前提が違えば、結論が違うのは当たり前。

 

医療崩壊起ない派(起きないように対策する派)

https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200305-00166210/

 医療崩壊が起きないように、病院の負担を減らす対策を提案している。

 検査においては事前にスクリーニングして、

 感染者発見後は、自宅療養・自宅待機を活用する。

 

医療崩壊起きる派

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59609

 病院の負担を減らす対策を考えていない。

 

 不安な人を全数検査。事前スクリーニングなし。

 感染者は、病院で面倒。

 

◼️日本の問題点

  どうにも、日本はシステム・制度を作るのが苦手なようだ。

 感染症のプロも、感染症のプロであって、この手のシステム・制度を作るプロではないので、どうにも認識がズレているようか、そもそも他国のシステムを真面目に評価分析していない気がした。