ダイヤモンドプリンセス号で気になったのは、無作為抽出(サンプリング)で検査したかどうか?
したとも、していないとも情報がない。
私の情報取集不足かもしれないのですが、
どうもしていないようだ。
全数検査が処理能力からできなくても、無作為抽出は意味がある。
ある時期での船全体の感染状況が判るからだ。
で、無作為抽出を複数やれば、船内感染が起きているか、どうなのか、判定できる。
(厳密ではなくても、ヒントにはなる)
入港時、感染者数、100人中5人ならざっくり5%。それが、7%、10%と増加していけば、船内感染が起きていることが判る。一方、5%前後で推移していれば、船内感染は起きていないと推測できる。
また、少ないデータながら、船員と乗客、フロアー別などで注意する対象などが判る場合もある。
それ以外にも、発症者と非発症者の比率が判るかもしれない。 通常、発症者しか病院で検査しないので、非発症者の患者数を認識するのは難しい。
死亡者数、重傷者数、非発症者の比率を用いれば、現状で何人感染者がいるか、ざっくり逆算できるはず。
看護師で有名なナイチンゲールさんは、統計学の母と呼ばれていて、衛生環境を改善すれば、死者が減るぞと言って、予算をぶん取った偉い人。
確率・統計は医療や生物学サイドから進歩したので、医療関係が統計・確率ができないはずはないんだけどな・・・・
確率・統計は医療や生物学サイドから進歩したので、医療関係が統計・確率ができないはずはないんだけどな・・・・
でも、やっている気配がない。
やっていれば、〇〇だから大丈夫ですと説明できるから。
今は俺を信じろ状態なので・・・まぁ、やっていないでしょう。 学校では「相手が何を言った」を理解するように教育されていますが、相手が何を「言っていない」かも、相手を理解するヒントになります。
そもそも、検査能力は一日500人とか1000人とか言われていますが、公的機関だけで、民間を含めると日本全体で1日20万人は処理していると言われているので・・・・・