東京は現在感染者数が増加傾向です。
東京が感染者をバラ撒いて、関東・日本の患者数を再び増加させるのは時間の問題ですが。
対して、大阪は0人を続けています。
なぜ、差が出たのでしょうか?
出典:NHK
対して、大阪。
◼️指標の間違った使い方 絶対値と比率
ポイントは、5月10日から5月20日頃の患者数です。
大阪は、1桁台になり0人になるのも、もうすぐな数値です。
そして、数日後0人を達成しています。
対して、東京は、1桁台ですが、0人はまだ難しい感じです。
0人と1人の差は感染病では、大きな違いになります。
0人は1000倍にしても0人ですが。
1人は1000倍にしたら1000人です
コロナは発症が5日〜7日なので、だいたい6日、1週間単位で考えると良いです。
一人の患者が3人に感染させるとした場合、1週間で3倍。30日だと、3の5乗で243倍。
人間どうしても、1日の患者数で見てしまうのですが、1週間累計で見た場合、東京は解除前でも30人ぐらいいます。やっぱり、0人は遠い状況です。
◼️ 複数の指標
コロナの感染の酷さを見る場合は、患者の絶対数を見る場合と10万人あたりの患者数を見る場合(別に1万人でも良い)があります。
絶対数で見るか、比率で見るかの違いですね。
東京の人口は、大阪の1.5倍近く、鳥取の20倍以上いますので、絶対数で見て比較しても、感染の酷さは解りません。
東京は人口が20倍いるので、東京の患者数が鳥取の10倍だとしても、一概に酷いとは言えないわけです。
そのため、比率で見る必要があります。
◼️ 目的・行動により、使い指標を分ける必要がある。
解除のためには、比率ではなく、絶対値を重視しないとダメでした。
評価指標を間違えているわけです。
一つの指標だけで全てを判断するのは、判り易いのですが、それが原因で失敗することは、ままあります。
東京は25日に解除しましたが、
たぶん、大阪の5月13日あたりの水準で解除したようなものです。
大阪はもう一踏ん張りして、5月21日木曜日でした。
さらに、5月23日、24日の土日も、市民が自主的に大阪はもう一踏ん張りした感じです。 意外とこれが大きかったかもしれません。
当初、大阪の統計は変で、大阪大丈夫かよと思ったのですが、市民の頑張りは素晴らしかったみたいですね。
対して、東京は、1週間、10日早すぎた感じでしょうか?
あと解除の日を月曜日にしたのは失敗でしたね。企業活動が再開して電車が一気に混み始めましたから。
◼️ 大阪の0人は続くのか?
難しいですね。
東京がバラ撒きますから。