invention(発明)とinnovation(革新)とrenovation(改修)の違いって何か?
実は人によって違うのですが・・・。
novationは更新です。契約更新などの意味があります。ただ、renovationになると、建築界では用途転用的な意味があります。オフィスビルを住宅にするとか、工場や倉庫をお店にするか。 invention(発明)は技術以外にもビジネスモデルや料理のレシピなども発明になります。 味噌ラーメンは発明です。でも特許patentは取れません。
発明は、問題などを解決する・便利にするアイデアです。ブレークスルーは壁・障害を突破する大発明ですね。 ただ単に新しいだけでは発明ではありません。
発明は無形のアイデアです。
人によって解釈が変わるのですが・・・アイデアである発明を「具体化」「社会に普及させる」とinnovation(革新)になります。 世の中、イノベーションを叫ぶ人が多いのですが、起点であるinvention(発明)がないのに、イノベーションを叫ぶので、滑ってる。
アメリカのIT業界は、発明・ブレークスルーがあり、それを社会に普及させるので、破壊力があります。
エジソンは発明家であり、事業家でもあります。フォードもそうですね。ITの創業者もそうです。
アメリカの特徴的な点は発明家兼事業家が多い点です。
(ヨーロッパや日本はアメリカと比べると組織的に別れています。本田やソニーさんは発明家と名経営者の組み合わせですが、そうじゃないと上手く行かない。ディズニーの場合、弟がアニメーター兄が事業家でしたが)
リンカーン大統領は発明家でしたが。
あと大金持ちになる人は、発明を事業化する人ですね。
ロックフェラーとか、カーネギーとか。
ですから、イノベーション大国なのでしょうけど。
新結合という人もいますが、創造行為・発明行為自身が新結合なので、ハズレではありません。
シュンペーターのイノベーション5分類も、発明と言葉を変えても違和感がありません。
発明という言葉を使ったほうが日本人はより具体的なイメージができるように思えます。