日本の特許は、量は多いけど質はいまいちと言われている。
海外の特許を読んだことないけど、事実だと思う。
日本の特許を見ても、感心させるられる特許は少ない。
本当の意味でブレークスルーがないのだ。
【課題Aの解決策】
課題Aを解決するためのアイデアがあるとする。
アイデアaが分割なり、小型化だとする。
実際は、アイデアaを実現するにあたり、強度なり、加工精度、コストなど別の課題が発生する。
それを解決するために、さらにアイデアb,cが重要だったりする。
そして、このアイデアb,cがブレークスルーのポイントなのですが...
日本の場合は、アイデアとして分割・小型化があったとしても、それより発生する別の課題を解決手段が全然なかったりする。そして、アイデアa自身はありきたりなんだけど...特許化されていたりする。
アイデアb,cを意図的に隠す場合もあるけど、そう言うのは例外的でしょう。
ソフトウェア系は特に酷い、肝心かなめなところ(アイデアb,c)が、ブロック図で表現されていて、全然中身がない。
誰も考え付かなかったから、特許申請していないんじゃなくて。
誰もが考え付くような内容だから、逆に申請しないようなものが、バンバン申請され特許化されて行く。
困ったもんだ。