倫理観の高い人にとって、倫理観の低い組織に所属するのは苦痛でしかない。
倫理観が低くて能力が低い人は、会社はクビにすれば良いのですが・・・・
能力が高くて、倫理観の低い人をどうすべきか?という問題があります。
多くの経営者が悩むのですが・・・
パワハラは、パワハラを受けている人の心を傷つけますが、それを見ている周囲の倫理観のある人間の心も傷つけます。
倫理観のない人は大喜びしますけどね。
普通の人間は、転職できないので、我慢しますが、能力のある人は辞めてしまいます。バカな組織で共犯になるのは嫌なんです。
倫理観が高くて能力が高い人は、倫理観の低い組織を辞めていきます。
日本の人とは高いお金さえ払えば、良いと考えがちですが。
倫理観が高く能力の高い人は、組織を選び、お金と倫理の両方を求めることが可能なので、高いお金を払っても倫理観の低い組織を選びません。
■仕事の面白さを重視する人もいる。
倫理観ではなく、仕事の面白さを重視する人もいます。
銀行が、優秀なIT系の人を雇っても、みんな仕事がつまらないと言って辞めてしまうんですね。
優秀でクリエーティブな人は、エキサイティングな仕事を求めますので、仕事がつまらなかったり、組織がどんくさいと辞めてしまいます。
優秀な人は、組織を選べますからね。
■逆選択
地方公務員や学校教師の給与水準は、その地域の平均よりも多くの自治体で高額です。
建前上は、良い人材を得るためとなっていますが・・・・逆選択が起きています。
地域貢献をしたい、士の高い人は地域の平均並み、ちょい下でも集まります。
地域平均よりも高いと給与目的で士の低い人が来てしまいます。