公務員の給与を低くした方が良い単純な理由

 公務員の給与は高い。特に地方公務員。
 漁村農村、経済停滞地域の地方公務員なんて、民間の給与が低いので、相対的に異常に高くなる。
 高い給与の方が、良い人材が集まると言いますが…地方公務員の人って、そんなに優秀ですか?
 地方公務員に天才的才能は必要ですか?


 実際のところ、安すぎては困るけど、公務員の給与は安い方が良いです(警察と消防を除く)


①志望動機
 公務員になりたいと言う人の志望動機には
A給与が良い
B仕事が楽
C解雇される可能性が低い
D社会・地域に貢献したい
 などがあります。

 住民としましては、Dの方に働いてほしいのですが、現状では、ABCの方が多いですね。
 逆に、ABCの条件を壊してしまえば、Dを希望動機にした人のみが残るわけです。


 例えば、介護の人たちは、不自然なほど賃金が安いですが、Dを目的に頑張っているわけです。
 高い目的意識が、質を産むのであり、
 高い給与が、質を産むわけではありません。


②同じ人件費で多くのマンパワーを得られる。
 これは重要ですね。
 賃金が半分になれば、同じ人件費で倍近い人を雇えます。
 教育などは、マンパワーの世界です。
 にもかかわらず、教員の給与が高いので、マンパワーが投入できません。


③解雇がすくないため、賃金を下げられる。
 安定した雇用というのは、非金銭的報酬のひとつです。ですから、その分、賃金を下げても人は来るんですね。