大学共通テストの記述式は、それ程問題なのか?

大学共通テストが話題になっていますね。
センター試験はマーク式ですしたが、国語では記述式が導入されるそうな。 プレテストの問題を見る限り、記載量は80文字〜120文字とそれ程多くない。

 

こちらのプレテストの内容を参考にしています。
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugaku…/pre-test_h30_1111.html

 問題自身も、記載式=レポートを書くのイメージとは、ほど遠い。
 実のところ、キーワードマッチングと、問題文からの抜き出しで文章を書けという内容なので、それ程難しくない。
 解答のブレもない。独創的な解答するのは、非常に困難だ。
 50万人分も採点できるのかと言うと、国語なら1人1分で解答できそうなので、1人で1日二百人〜四百人はできる。
 慣れれば、1分もかからない。むしろ同じような解答が続くのでゲシュタルト崩壊状態になり、心理的なダメージがでかい。

 


 社会の場合は、問題と自分の地理的知識を組み合わせて、解答を推測するのに比べて、問題文の中の単語抽出で対応できる国語はものすごく簡単としか言いようがない。

 

 

 解答よりも、問題の意味を理解するのに、頭を使った。2文で書けと言う内容なのに、解答を書く領域が1個しかないので、2文書けないじゃない?と思ったけど。
 コンピュータだと「。」で終わるのが1文の単位。つまり1つの領域に「。」二つで文章を書けと言うことだ。でも、日常だとあまり気にしないで使うよな。

 

 模擬試験を大量にして慣れないと誤解するかもしれない。

 

 

 東大入ろうAI(東ロボくん)は5教科総合偏差値57に行ったそうな。キーワードマッチングである程度点が取れる。
そして、大半の人間より点数が良いという結果。人間の知性って何? 本当に相手の言うこと理解できているの? と言う世界だ。 むしろ、大学入試者でも、半分以上は相手の言うことを正しく理解できないと思った方が良い。逆に、また、自分の主張を正しく説明できていない。