しまなみ海道でサイクリングの注意点 〜渡る際の季節風とアップダウン

 本州四国連絡高速道路?は三本ありますが、その中でサイクリングロードがあるのは、しまなみ海道だけ。

 しまなみ海道を使えば、サイクリングで瀬戸内海を横断できるのだ。
 わざわざ、自転車を持っていかなくても、レンタルサイクルでOK。
 愛媛:今治側で借りて、広島:尾道側で返すことも可能。当然、逆もOK.



 意外なことに欧米系の外国人の方が意外と多かった。
 すれ違った方の2割〜3割くらいでしょうか?

 宿にドイツ人の方が居たので、たずねてみたら、しまなみ街道を渡るために、わざわざ来たそうです。
 さすがサイクリング大国ドイツですね。

 もっとも、しまなみ海道自身、世界的に見て貴重と言うか珍しいサイクリングロードです。
 大橋にサイクリングロードがあること自身は珍しくないですが、複数の大橋で島々を渡ると言うのは非常に珍しい。
 ひょぅとしたら、しまなみ海道でしか体験できないのかもしれない。



 しまなみ海道は、水上水軍の城跡や神社などいろいろ見どころがあります。


 そして、何よりも食べ物がおいしいので、
 途中で一泊しても良いかもしれません。


 カワハギの肝が美味しかった。カワハギは高級魚じゃないんだけどね。


 知らなかったけど、カワハギの肝の生はなかなか東京では食べられない。食べれても、鮮度と味は別物とのこと。
 さらに、カワハギの肝は冬がベストシーズンらしい。運が良かった。





 さて、しまなみ海道を渡る上での注意。


1.風向き 季節風に注意
 私は、愚かにも今治から尾道方面へと向かったのですが・・・
 12月頃は、どうやら北風の季節らしく、もれなく逆風。
 追い風の中を進むのか、向かい風の中を進むのかでは疲れ方が全然違うので、風の向きは重要です。


 走る際には、風の方向を調べてから、スタートゴール地点を決めた方がが良いかもしれません。


2.海面からの橋の高さ 


 レンタル自転車は、全段ギアが動くことを確認しよう。


 しまなみ海道のサイクリングロードは、高速道路の脇を走るサイクリングロードではありません。
 並走するのは一部だけ。
 島では、高速道路を離れ、島の道路を走ります。


 つまり、サイクリングロードは、高速道路のように一定の高さを走るのではなく、思ったよりアップダウンが激しいんですね。


 ギアが一部不調だったのも原因なのですが、
 何が一番つらかったかと言うと、橋に登るのが大変でした。


 大型船が橋の下を通れるようになっているので、橋が海面からかなり高いんですよ。


 そのため、橋を渡るためにはかなり登らないといけない。


 レンタル自転車を借りる際に、ギアの動きは確認したのですが、一番低いのは確認し忘れました。
 ちゃんと、全段ギアが動くことを確認しよう。