本日、プレオープンの日。イオン東久留米店の周囲への影響は、どうなるのだろうか?
【大前提】
このエリアは典型的なベットタウンです。
多くの人が、西武池袋線や新宿線を使い都心に通勤通学に行くエリアです。
そのため、このエリアの人たちは、高級品・流行品などは、都心部で買ってしまうんですね。
結果、このエリアの商店街や店舗の売り上げは、街の大きさ程なかったりします。
一方、イオンは基本的に、渋谷原宿に行けない地方の人たちが、東京ブランドをありがたがって行くところなんです。
そのため、渋谷や原宿にある店がイオンに出店となると、地方の人は喜ぶのですが・・・・
このエリアの人たちから見れば、「本店の方が良いんじゃない?」となってしまい、あまり魅力がない。
店の方の人から見ても、非常に怪しい立地なわけです。
そのため、出店する店も、かなり微妙だったりします。
越谷レイクタウンや東村山と同じ行動をとるのか、イオンから見てもかなりチャレンジの出店なわけです。
ここで、こけた場合、都市郊外でのイオンのビジネスモデルは微妙となってしまします。
【大ダメージを受けるのは?】
①既存の大型店、既存のロードサイド店
①既存の大型店
団地の西友は、フジストアを潰しましたが。今度は自分が潰されるかもしれない。
特に、大型駐車場があるところはまずいかも。
東久留米市のイトーヨーカ堂、クルネ、マルフジ、滝山のザ・プライス、ビッグA
西東京、アスタ、パルコ、西友。コープとうきょう。
などなどが考えれます。
【商店街への影響は?】
あまりない。
というか、既に他の大型店によりダメージを受けているので、いまさらと言う感じ。
商店街は、戦意消失ぎみで、不戦敗モードかもしれない。
駅前商店街は、そもそも駐車場もなく、駅を使う人が中心のビジネスモデル。
イオンは、シャトルバスなどありますが近隣と自動車を使い買い物をする人を前提にしていませんのであまり関係なし。
【むしろ心配は地域の渋滞】
イオンに行く際に多くの人が使うであろう所沢街道は、片側一車線の2車線道路なんですね。
ところが、猛烈に道が狭く、大きな右折滞が設置できない。
右折車が出ると、道がふさがってしまいます。
ケーヨーデーツーですら、微妙なのに、けた違いに大きなイオンを処理できるのか?
(イオンは旧都市計画上、低層住宅地域を無理やり計画変更して建てるので、周辺の道路インフラの整備と合っていない)
さらにこのイオン、駐車場台数と店舗面積のバランスが他の店舗と違う。
ちょっと、駐車場台数が少ないのだ。最悪、溢れたらどうしよう。
冗談抜きで、下手したら六角地蔵を突き抜けて、北原交差点を塞ぎかねません。
この所沢街道、土日にも、かなりの交通量がある重要な道ですので、渋滞の多発はまずい。
道の整備が重要です。
しかし、壁が。
このイオンは、西東京との境界線の東久留米側にあるんですね。
一方、西東京市にとって、イオン進出は、税収上のメリットはまったくない。むしろデメリット。
そのため、西東京市側は、道路整備を積極的にする理由がない。財源もない。
西東京市の協力は一切期待できません。
かなり無茶して、東久留米市だけで、道路を整備しないといけない。
そのため、現在、新青梅街道からイオンのための道を税金で一生懸命作成中。
なのですが・・・・パーラー出玉王田無店が存在していて、新青梅街道に接続できない。
大丈夫なのか? イオン?
大丈夫なのか? 渋滞。