散々、ほかのところで書かれていますが・・・さすがにこの誤審は酷い。
①そもそも当たっているのか?
当たってないじゃない。微妙というレベルではない。
②そもそも危険球なのか?
危険球のコースという定義はないですが。
球のコースは、インハイ。
バッターボックスの中に入っていることすら怪しいコースです。
バントの姿勢を取っていなければ、死球にはならないコースです。
「投手の投球が打者の顔面 、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は試合から除かれる。頭部に直接当たった場合でも、審判員がその投球を危険球とまではいえないと判断したときは、警告を発し、その後どの投手であろうと再び頭部に当たる投球を行ったときは退場とする。危険球とは、打者の選手生命に影響を与える、と審判員が判断したものをいう。」
出典:http://www.npb.or.jp/cl/communication/qanda/1.html
あれが、選手生命に危険を与える危ない球でしょうか?
ルールに規定されていませんが、本来は頭部を狙うビーンボールを抑制するためのルールのはずです。
あれは、そんな危険な投球でしょうか?
③バント姿勢でのデットボールを認めるべきなのか
バント姿勢に入ってのデットボールは、認めるべきなのでしょうか?
ルールでは、打者がバットを振った場合(バント含む)、ストライク扱いになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E7%90%83
・打者が故意にボールに当たった場合。ボールが宣告される。
・打者が避けようとせずにボールに当たった場合。ボールが宣告される。ただし、球審が避けられないと判断した場合は除く。
自分の意志でバッターボックスから出て当たっているわけですから、単純な死球とは言い難い。
途中から避けているけど、あの位置で死球は、普通ありえないので、死球と認めるべきではないでしょう。
④バットをちゃんと引いているのか?
これは微妙ですが。
そもそもちゃんと、バットを引いているのか?
ボールコースですが・・・ストライク判定なのではないだろうか?
⑤判定の変更
最初、ファールでストライクになりました。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2012110202000152.html
その後、原監督の抗議で、デットボール・危険球になりました。
【怒るのは当たり前】
ストライク・ボールなら一つのミスですが・・・・
ミスが何個もある。
つまり、誤審のオンパレード。
こんなのを見せつけられて、怒るなというは無理。
【バントの稚拙さ】
僕自身、遊びでしかやっとことありませんが。
バントはバッティングより、難しく、危険な行為でした。なぜかというと、頭の位置を下げ、ボールと頭を近づけるためです。結構怖い。
正直、加藤のバントは上手ではありません。
なぜ、バントの構えをしているときに、バッターボックスから頭が出ているのでしょうか?
加藤選手は、ストライクゾーンに覆いかぶさるように構えているのが判ります。
これですと、インハイのボールで当たる危険があります。また、前のめりのため重心移動が難しく。
インコースの球をまともに避けれないでしょう。
明らかに危険です。
一方、宮本選手や川相選手は、腰を落としていて、覆いかぶさるような点はありません。
これならば、インハイの球は危険ではありませんし、インコースの球も避けれるわけです。
加藤選手の体が前のめりであり簡単に避けられない状態です。また、頭がベース上にあり危険な状態であることが判ると思います。
川相選手
宮本選手
いったい、巨人のコーチは、選手に何を教えているのでしょうか?
PS
長野へのデットボールで拍手は、いただけないですが・・・・
感情的には判らなくもない。
報復で当てろと言うより。
(そもそも日ハムの選手はぶつけられていないので報復ではない)
当たってないのにデットボール、誤審に対して、
明確に当たっている正しいデットボールで、正しい判断だった点なのだろう。皮肉の拍手と思いたい。