野球場やサッカー場には、スタジアムグルメというものがあります。
特に、鹿島スタジアムは、地元の農協が熱心で、スタジアムグルメで有名です。
スタジアムには、一回に数万人の人間。地元以外からも数千人の人間が来るので、宣伝になると考えているようです。
さて、一シーズンに何万人もの人間が訪れるスキー場はどうでしょうか?
ゲレンデの食べ物のことをゲレ食と一部の人には言われているそうです。
以前は、ひどかったですが、今は結構力を入れているところが増えているようです。
私としては、ゲレ食ではないのですが、山形蔵王で食べたお餅が美味しかった。
あれは、私が食べた、お餅人生の中でベスト3に入る美味しさでした。
世の中には、ゲレ食を取り上げているHPがあります。
http://snow.nihon-kankou.or.jp/kizi/index.php?i=3
さて、北海道はグルメで有名で、グルメを目的に何百万人もの人が訪れますが、スキー場のグルメはどうなんでしょうか?
(日本人の旅行目的の上位は、温泉とグルメです)
どうやら、ピンキリのようですね。
力を入れているところもあれば、レトルトで温めておしまいのところが多いですね。
リゾートを主張しているところは、食事に力を入れているところが多そうですね。
当然といえば当然ですが・・・食事のまずいところで長期滞在する気にはなれませんし。
一見さん相手なら、毎回似たような食事でいいのですが、オーストラリア人のように、長期滞在になると同じ食事ではマンネリ化してしまいますからね。
星野リゾートさんとは力を入れているようですが、ほかはどうなんでしょう。
キロロ・ルスツ・ニセコ・サホロあたりは力を入れている感じです。
北海道のスキー場を、すべてチェックするのは、どだいむりなんですが・・・
少なくとも、それを売りにしているところは少ないようながきします。
レトルト自身悪いとは思わないのですが、もう少し地元の食材などにはこだわれないものだろうか?
冬の雪国ですので、新鮮な野菜は無理ですが、鶏肉や豚などの肉やソーセージ、チーズ、保存性の高いジャガイモなど、工夫の余地はあるのではないだろうか?
スキー場の設備を更新したり、新しいコースを作るのはお金がかかります。
しかし、新メニューの提供は、そんなにお金はかかりません。
うまくいけば、収入増加とリピーターを期待できます。
農協も、販路としては小さくても、宣伝先として、スキー場に注目してはいかがでしょうか?
地域外の人間が、何千人もくるのですから。
とりあえず、道行政は、ゲレ食グランプリを開いて、意識とレベルを向上させては、いかがかなと思ってしまいます。