ホームランの減少と打率の低下 〜海の向こうでも減っている

 日本では、統一球の導入により、ホームランが減少しましたが・・・・


 大リーグでも、ホームランの数は減少しています。
ナショナルリーグでは一試合に一本も出ていません。


http://espn.go.com/mlb/stats/team/_/stat/batting/league/nl
ナショナルリーグでは、162試合で、143本、チーム打率.253です。
アメリカンリーグでは、162試合で、163本、チーム打率.258です。

アメリカンリーグの方が、DHがある分ホームランも多いと言うことでしょうか。
(それにしてもパリーグのDHはあまり機能していないな)


合計30チームあるのに、30本以上打った選手は、24人。一チームに一人いないんですね。
ヤンキースには二人、テキサスには三人いるので、いないチームはかなり多い)
40本以上打った選手は、二人だけ。
一番多くのホームランを打った人は、162試合なのに、43本。
 

思ったより、少ないホームランではないでしょうか。


ステロイドを使った選手が減ったからとの説もありますが・・・・
個人的には若くて良いピッチャーが増えたためと信じたいです。
(近年リーグ全体のピッチャーの平均年齢が低下しています。)


 大リーグのホームラン数は、増えた時期にも、一試合に1.2本程度だったので、
 セリーグの巨人が作った記録259本がいかに、跳び易いボールに依存した異常な数値なのかを感じる、今日この頃です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E6%9C%80%E5%BC%B7%E6%89%93%E7%B7%9A


 松井選手も、だいぶ数値を落としました。
 日本の打者が海外に行った時、大幅に打率、本塁打の本数を落としますが、統一球の導入によりそれが国内で、起きたと考えられます。


 一方、中村選手のホームランがいかに凄いかを考えてしまいます。
 メジャーに行っても、40本以上は打てるのではないでしょうか?


 個人的には、パリーグでは、DHを生かした強打者を育ててほしいと思います。