どんどん不便になる日本 減少する地方の航空路線と運賃の上昇

 世の中、どんどん便利になるものなのですが、航空路線に関しては、日本はどんどん不便になって行く。


 東京に居ると感じないのですが、大阪・福岡・北海道・東北・四国など、地方?と地方をつなぐ路線が明確に減少している。


 新幹線などが理由にあげられるが...それも怪しい。
 新幹線で、大阪から東北に行くのは時間がかかり大変だ。そのため新幹線と競合するとは考えられない。


 原油高は...
 欧米では、LCC低コスト航空会社の発展により、地方便が伸びているので、原油高らはあまり関係ない気がする。


 やはり、ビジネスモデルとJALANAの高コスト体質が問題だと思われる。


 JALなどは、高コスト体質なので、安い旅行者などを乗せたのでは割り合わないと考える。
 完全にビジネス客相手だ。
 結果、残った路線は、飛行機を小型化し、運賃を上げている。
 海外も、小型化はトレンドですが、ターゲットはビジネスのみではなく、観光客も多く、運賃も安い。
 結果的には対照的だ。


 地方と地方をつなぐ路線の衰退は、一企業の問題ではなく、地方経済・文化・意識に影響を与えている。

【他の航空会社に頑張ってほしい】
 じゃあ、JALANAに無理やり就航させるべきかと言うと違う。
 地方路線に特化した新興のLCCが必要なのだろう。それは、JALの子会社でも良いし、まったく新しい資本でも良い。

 
 日本のAIRDOやSKYMARKは、結局羽田路線中心なので、地方地方には関係なし、ビジネス的にも、JALANAと激突する羽目になってしまった。