無意識を鍛える センスを鍛える。 〜無意識力を鍛える。

【考えるとは】
 考える?
 直感との違いは何だろうか?
 沢山考えることに意味があるのだろうか?

 例えば、数字の計算。計算の得意の人は、特に考えなくても出来る。
 むしろ考える人ほど、出来ない人だったりする。

【基礎的なことを考えるのに意味があるのか?】
 学習過程では、基礎的なことを考えるのに意味があるかもしれない。
 出来る人は、基礎的なことは考えずに、無意識に処理をする。
 センスと言って良い。
 そっちの方が、圧倒的に早い。
 そして、応用的なところに、頭を使う。
 センスを作るためには、いろいろ考えたり、感じたり、経験したりしないといけないんだけど...
 考えることを目的化してはいけない。

【そもそも、本当に考えているのか?】
 いぜんこちらの記事で書いたのですが...
 どっちの服が良いか悩む。
 どっちが良いか、人に相談する。
 この場合、悩み、相談に意味があるのだろうか?
 多くの場合ない。
 人間の脳は、無意識下でとうの昔に結論を決めているのだ。
 単に、後押しが欲しいだけだ。
 理屈や理論、証拠なんてものはあまり重要ではない。そんなものは口実。
 脳は直感で、とうの昔に結論を決めている。
 事実、気に入らない結論や理屈や理論、証拠なんてものは、平気で無視される。

 ということは...無意識の出す結論の精度が低いと、誤まった結論を選ぶ可能性が高まる。
 結構、深刻な話だ。

【納得が重要】
 直感的な結論>論理的な結論なので、
 直感的な結論<論理的な結論で、行動できる方が重要なのかもしれない。
 その際に重要なのが、納得感だ。
 納得することにより、初めて、直感的な結論<論理的な結論になる。
 そして、その瞬間、論理的な考え方が、直感に組み込まれる。

【バランス】
 直感・無意識と考える・意識とのバランスが重要だ。