はしごで街おこし 〜地元の人は意外と、地元の店を知らない。 〜函館バル街・さっぽろタパス

9月ごろ、札幌で、さっぽろタパスというイベントが行われた。
http://www.sapporowalk.com/2010/

どんな話かというと、共通券などを作って、参加店の間を「はしご」させるのだ。
そして、お客さんは共通券を使って、その店の逸品(選択可能な場合が多い)を食べる。
そして、他の店へ。

【メリット】
店としては、宣伝になるし、客が来る可能性が高くなる。
お客としては、いろんなお店が楽しめるし、割安になる。

もっとも、逸品だけでは終わらずに、追加注文する人も多いそうなので、それはそれで良いのでしょう。

【地元民にも観光客、子供にもママさんにも使える】
 このイベントの良いところは、地元民にも観光客にも使えるという点です。
 観光客はいろんな店を体験できるし、地元民には新たな発見になったりする。

 私は東京近郊で生活していますが、正直、地元で飲むかというと、微妙です。
 外食は23区内。
 地元に帰ってきてしまうと、家飲みや家で食べてしまうためです。
 そのため、地元の人が、地元の店を知っているかと言うと、実はあまり知らなかったりする。
 逆に考えると、開拓の余地は大きい。

PS
 スペインには、バル(バー兼居酒屋兼喫茶店兼レストラン)というものがあって、バルをはしごするのですが、それにヒントを得たようですね。
 私もスペイン旅行をしたときに、バルの多様性、いつでも人がいる点が面白いなと思っていたのですが...考えることはみんな一緒ですね。