女性は昔から働いていた。
家事労働以外にも、働いていた。
中世の時代は、農作業や織物、食品加工などです。
この点は現代も変わりませんが。
近代ですと、工場の女工さんとか、トランジスタガールとか。
家電などの工場で組み立て作業をしている人の多くは、女性でした。
個人の食堂・小売りなどでは、夫婦で働くのは当たり前ですね。
どうにも、農業や自営業などの家業は社会的な経済活動だと思われてなかったみたいですね。
それに工場で働いていても社会進出とは言われず。
社会進出と言いますが、実際は男社会進出と言った方が良いのではないでしょうか。
社会の意思決定にあまり参加していないと言う点では、今も変わらないかもしれない。
大企業の社長・幹部の多くは男性だし。
【少子化との関係】
女性の社会進出=少子化と考える人は多い。
特に保守系の方々。そのため、女性の社会進出を抑え、専業主婦化させることにより、少子化対策になると信じている節がある。
これは正しくない。
近年はもっぱら家計と関係がある。
貧しい専業主婦家庭よりも、豊かな共働きの方が出生率が高いのだ。
社会進出=都市部の方が進んでいると思われるかもしれませんが。
共働き率は地方の方が高く、出生率も上昇します。
地方の方が、親に子供を預けたり、通勤時間が短かったり、車で子供を連れて通勤できるのが影響していると思われます。
一方、都心部の方が明確に出生率は低い。
都心部の仕事は、子育てなどを無視した男社会進出型の仕事なためだからでしょうか?
この辺は、研究不足ということでしょうか?