道徳教育の強化 〜時代と共に改悪して行くのか?

 道徳教育の強化するみたいですね。


 戦前の道徳教育のテキストを昔見たことがあるのですが、
 時代と共に内容が変化しているんですね。


 明治時代の本の方が、内容がシンプルで基本を押さえている感じで、判り易い。
 古いなと思う点もあるけど、時代を考えるとしょうがないという感じでしょうか。


 ところが、時代と共に、徐々に変化して行く。
 ハッキリ言うと、どんどん改悪していく。


 特に、最後の方は急速に内容が変化して行く。


 で、現状の政府は、どの時代の道徳を基準にするんでしょうね。


 おそらく、道徳の教科書は、徐々に悪化していくでしょうね。


 初めはみんなのチェックが厳しいけど、関心が低下して行ったら、徐々にきな臭い内容を増やしていくんでしょうね。


 なぜそう確信できるかと言うと、判断・思考する際に、多様性や公平性、優先順位という要素に関する考察が弱いため。


 日本(海外でも)では自己中心的な人物は嫌われます。
 ところが、どこまでが自己中心的で、どこまでが自己中心的じゃないかの線引きは異なります。

 
 日本は、同調圧力が強いので、多様性は担保は難しいでしょうね。
 猫が好きだろうと、犬が好きだろうと、どっちだっていいはずなのに、猫好きはおかしい、犬好きが正しいとなる可能性が高い。


 例えば・・・
 6人での食事。多数決で何を食べるか決める際。
 5人がカレー食べたいと言っているとき、1人ラーメンを食べたいと言ってはいけない。、
 日本では空気を読んで折れないといけない。
 正直にラーメン食べたいと言うものなら自己中心的と言われかねない。


 まぁ、これは極端だけど。
 他者よりも自分を特別視する、自分の利益だけを考え他者の利益を無視するという判り易い自己中心的もあるけど、単に自己主張が強いと自己中と言われるのが日本。


 結局、同調しない人=自己中心的とレッテルを貼る程度の道徳に落ちるのが、目に見えるているかな・・・・


 話は変わりますけど。
 同調圧力や、派閥が多い国としては韓国があります。
 韓国は、日本以上に派閥、学閥が大手を振っています。


 その結果、自由を求めて、多くの韓国人が韓国を出て行っている。日本もそんな国になるのかな。