トヨタがプリウスを国内外190万台リコール。
トヨタなどの自動車会社は品質管理に力を入れていますが、不具合は完全にゼロにはできません。
リコールはないに越したことはないけど、不具合が出た以上は、やらない方が問題なので、やること自身は問題ではありません。
11年5月〜昨年12月までに発進ができなくなるなど308件のトラブルが報告されたが、事故やけが人はないという。
気になるのが・・・・300件以上不具合が報告されている点。
ちょっと、対応が遅いかなと言う感じ。
実際は何万件来るクレームの中からの300件なんだろうけど。
ものの見事に埋没させた感じだ。
ソフトウェア系や半導体系のトラブルは、機械系比べますと、トラブルの再現性が低く、対応が難しいことが考えられます。
ソフトウェアのバグを再現させるためには、条件やタイミングなどがシビアな場合がありますし。
半導体の場合も、条件がシビアな場合があります。
787がバッテリートラブルの原因を未だに突き止められないあたりかも難易度が判ると思います。
そのため、あれよあれよという間に、件数が増えてしまったのでしょう。
トヨタは日本一強い製造業だけど、どうにもサポートと品質管理の連携が上手く行っていないように感じられる。
アメリカのブレーキ問題でも、クレーム件数の比率が増加しているにも関わらず、放置した結果、問題になった。
サポートに上がるクレーム情報をちゃんと監視していれば、もっと少ない件数で発見できたはずなのだが・・・