人生で初めて、道後温泉に行きました。
道後温泉と言えば、温泉ランキングで常にベスト10に入る有名な温泉。
とっても楽しみにしていったのですが・・・・
入った温泉は、「道後温泉 本館」。
文化財に指定されているだけあって、味のある施設でした。
そして、時間も昼ごろ。しかも、シーズンオフのため、浴室を独り占め。
【温泉の質】
さて、問題の温泉の質はと言いますと・・・
無色ですね。
そして、匂いは硫黄臭くない。
その代り、塩素臭い。
家の水道にも塩素が入っていますが、お風呂で塩素臭いと感じたことはありません。普通、沸かせば消えますので。
明確に塩素の匂いがする。
有馬温泉とか炭酸泉があるので、
塩素温泉みたいのがあるかと、ネットで調べて見ますと・・・・当然、そんなものはない。
殺菌のために、塩素入れていたんですね。
なんか、ガックリです。
知り合いに話したら、知り合いの母親は、道後温泉は温泉らしくなくて嫌だとか。
ネットでも見ても、悪評も多い。
単純泉なので、もともとインパクトは弱いのですが、塩素臭さが加わって、明らかに「銭湯みたい」と感じる人が多いみたいです。
でも、泉質ランキングでも11位と上位なんですね。
http://www.kankokeizai.com/100sen/26_3.html
しょせん、素人には判らないと言うことか。
【街歩き】
街歩きは、なかなか楽しい。
路面電車の道後温泉駅から本館までの間には商店街がありますし、本館の周囲にもボチボチとお店あります。
そして、ホテル街の大通りは整備されていて、なかなか歩きやすい。
また、怪しい歓楽街要素もほとんど見えない。
家族旅行や修学旅行も安心でしょうか。
それに、路面電車を使って、松山中心市街地に行くのも簡単。
さすがに浴衣じゃ行けないけど。
このいとも簡単に、松山中心市街地に行けるのも、良い点であり悪い点。
普通の温泉街では、ありえない程の種類のいろいろなレストランや居酒屋を楽しめるし、夜遅くまで楽しめる。
その一方で、その場所は温泉街じゃないというアンバランスさ。
旅行者から見れば、両方とも未知の場所だから結局は楽しめるんだけど。
泉質を楽しむと言う点では微妙だけど、観光や温泉街を楽しむと言う点では、楽しい温泉街なのかもしれない。