CSはなぜ盛り上がってしまうのか?

 CSは正直一部の人には非常に評判が悪い。

 シーズン1位の価値を下げる。
 1位の喜びを減らしてしまう。


 おっしゃる通りですね。


 では、なぜ、結果的に盛り上がり興行的にプラスなのか?


 単純に、
 1位チームのファンの数<2位+3位+4位(または5位)のファンの数


 だからでしょう。

 参照
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3977a.html


 1983年頃は、巨人が5割を占めていました。
 それに対して、
 2007年の巨人は約27%。


 現在調べたら、その数字はさらに低下しているでしょう。


 昔みたいに、巨人ファンが5割以上を占める時代なら、いざしらず。
 今は人気が分散しています。


 他球団への配慮が必要になるわけです。


 一部の人たちには大変不評ですが、結果的により多くの人が盛り上がるので、結果としてCS制度は維持されているわけです。



 今年のペナントレースは、1位、2位は早々と決まってしまいましたが・・・・
 3位は決まらず。
 途中まで、3位〜6位の争いが激しく。
 横浜ファンなどは5月で大抵諦めているのに、今年は10月まで楽しめました。


 CSがなかったら、3位争いがここまで盛り上がりませんし、3位になったからと言って、喜びません。


 3位になった広島の喜び方と言ったら・・・・まるで優勝したみたいです。


 これも、CS効果でしょう。
 結果的に、客が増え、注目度が上がればいいんでしょう。


 中日は成績不振、広島は新球場効果がなくなり減りましが・・・
 ヤクルトのバレンティン効果とDENAのCS争い、最下位脱出効果などなどにより、プロ野球全体では、2200万人を突破しました。


 CS・プレーオフの盛り上がり効果は、Jリーグサイドも認識しているようで、プレーオフを導入を目指しています。
 もっとも、Jリーグは上手く行かないでしょうが・・・