東京エレクトロンと米アプライド・マテリアルズの経営統合

だいぶ前のニュースになりますが・・・
と米アプライド・マテリアルズ経営統合するみたいですね。


この2社。同じ半導体製造機器メーカーですが、商品群は意外な程かぶっていない。


それどころか、あと一社か二社ぐらい買収すれば、
一社だけで、工場などで使う半導体製造関連機器を供給できそうです。

これは凄いことですね。

装置から工場システムの販売へ、
部分最適から全体最適へ移行できる可能性がある。


半導体業界は、微細加工が極限まで進んで、各工程の調整も大変ですし、
工場の肥大化も進んで工場の設備投資額も一工場4000億円ぐらいになっています。


じゃあ、改善の余地がないかと言うと、十分ある。
装置個々のメーカーがバラバラで、部分最適化しているので、全体最適化をして、
システムの性能向上、低コスト化の可能性は十分にある。


経営陣が、それを狙っているかは不明ですが・・・
新しいビジネスモデルを提供できる可能性があるので、悪いて経営統合ではないと思います。