上位概念化・本質の抽出で、仕事とビジネス領域を広げる

 売上を増やした場合、いろいろと手はありますが、方法の一つとして、サービスを増やすことが考えられます。
 では、どんなに風にサービスを増やすのか?


 基本的には、共通の技能や顧客などが関係する領域を攻略していきます。


 その際にアイデア出しに使うのが、上位概念化、本質の抽出です。


 何を持って、上位概念化、本質の抽出というかは脇に置いておいて・・・


■例 花屋さんの事業拡大
 花屋さんの仕事は、花を売ることですが・・・
 
 お客さんから見た場合は、別の見方もあります。
 なぜ、お客さんは花を買うのでしょうか?


 例えば、花のプレゼント。
 誕生日か、お見舞いかなどいろいろありますが。
 この場合、花はプレゼントをした人の気持ちを表したものとなります。
 そして、花屋さんは、単純に花を売ると言うよりも、気持ちを伝えるアシスタントなわけです。
 プレゼントのアシスタントなわけです。
 当然ですが、花言葉なども知っていないといけません。
 プレゼントなのですから、ラッピングも重要です。
 そして、プレゼント関連のサービスが考えられます。


 例えば、インテリアの飾り
 部屋のアクセントとして、花を買うのであれば、インテリ関連の小物を置くことも考えられます。


 例えば、癒し。花の匂いに着目すれば。
 花の匂いが好きで買う人も居るかもしれません。
 匂いに関連して、香水やアロマ系を売ることも考えられます。


 基本的には、花屋と御茶屋は相性がいいと思うけどな〜。


■例 寝具屋さん
 寝るための道具と考えるだけではなく。
 良く寝るための道具と考えれば、サービス範囲が拡大します。

 寝具屋さんから、居眠りアシステントと考えを変えるわけです。

 また、寝る前に過ごす場所と考えれば、別の需要も考えられます。
 例えば、ベット脇の読書灯なんて、寝ることを考えたおかしいですが。
 寝る前に過ごす場所と考えれば、別におかしくもないわけです。


■例 自動車
 移動のための道具、物を運ぶための道具ですが。


 移動空間とも考えられます。
 移動時間は5分程度では済まないことが多いので、
 過ごす場所と考えた方が良いかもしれません。


 個人で過ごす場所、友人と過ごす場所、家族と過ごす場所などが考えられます。


■例 インテリア家具やとカフェ
 これは近年増えていますね。


■例 外食
 外食の場合は、「食事を提供する」「場所を提供する」の二種類の機能があります。

 「食事を提供する」を拡大すれば、惣菜を売る天ぷら屋さんなど。


「場所を提供する」を強化したのが、商談などで良く使われるルノアールですね。


■まとめ
 思ったより上手く書けなかった。