近頃、日本がACL(AFCチャンピンリーグ)で不調です。
過密日程や賞金の低さから来るモチベーションの低さなどいろいろ考えられますが、今日は別の側面から。
基本的にお金で負けているんですね。
中東はオイルマネー。中国はバブルでお金を使ってチームを強くしています。
今年優勝した中国、広州恒大のコンカの年俸は約700万ドル(約6億7900万円)。
一人で柏のチームの年俸並です。
いや〜バブリーですね。
こんなの続きませんよ。中国バブルが崩壊したら、もう払えません。
実際、結構給与の不払いが起きているみたいですし。
その一方で、今後も、中国チームの資金力が、日本のチームを上回り続ける可能性は高い。
理由はチーム名。
中国のチーム名には、企業が名が入っています。
企業名が入ることにより、スポンサー費用が増額することが期待できます。
これは日本の実業団サッカーやプロ野球も同じなんですが。
日本のJリーグやヨーロッパのクラブチームとは大きな違いですね。
プロ野球チームの場合、実質ネーミングライツみたいなもんで、10億円〜20億円くらい親企業からお金を貰っています。
Jリーグの場合、胸の広告料などで10億円〜20億円くらい貰っていますが・・・・実際のCM効果としては微妙です。
いつ切られてもおかしくない状態です。
【ACL】
ACLに出ることは、自社の名前をアジアに売るチャンスですし。
さらに、ACLチャンピオンになれば、名前を世界に売るチャンスです。
当然スポンサーの気合が違います。
柏レイソルも、柏日立レイソルだったら、ACLに対する親会社の日立の気合が違ったと思いますが。
全く別の話ですが。
近年、札幌コンサドーレがベトナムの選手を取りましたが、これはスポンサーであるサッポロの意向が大きかったみたいですね。
札幌が強くなれば、ビールを売るために、ACLに力を入れるかもしれません。