昨日は、知り合いが主催の旅行地域活性化研究会?に出席。
本日のテーマは、中国人の方を対象にしたインバウンドの話。
そこで出て来た話の一つが、地域の魅力は、地元の人にとっては当たり前すぎて、逆に判らないということ。
これは、中国人だけではなく、日本人に対しても当てはまる話。
例として、中国人観光客に、海に沈む沖縄の夕陽の評判が良いとの話を聞いた。
なるほど、夕陽の美しさは、地元の人にとっては、当たり前だもんな。
日本人にとっても、そうだよなと思った。
その時は深く考えなかったのですが、 家に帰る途中、気がついた。
中国の海って、大半が大陸の東にあるわけで......海から朝日が昇るところは見えても、
中国において、夕陽が海に沈む光景を見える場所は、日本以上に限定されているんだ。
ネットで、中国人、夕陽と検索すると、ダイアモンド・オンラインに同じ内容の記事が。
http://diamond.jp/articles/-/13918?page=2
う〜ん、気がつくの遅かった。
あと、中国の人が日本にイタリアンを食べに来るらしい。
日本の料理=和食・寿司という思いが強いですが、日本はそれ以外も大変おいしい。
中国人以外のヨーロッパ人も、日本=食べ物がおいしいところという認識を持っている。
ミシュランは、東京で最も多くの星をつけた。
それに対して、日本人の一部は、タイヤを売るための戦略・本を売るための戦略と言ったが...外国人から見た日本の食に対する評価の高さを認識していないという皮肉な話だ。
日本=寿司、てんぷら、すきやき というのも、日本人の思い込みの世界なのかもしれない。
北海道は、フランス料理が美味しい地域なのに、北海道旅行でフランス料理というイメージはない。
寿司、ジンギスカン、札幌ラーメンの域を出ない。札幌市は多少押しているけど...まだまだ。