実のところ、ネズミなどの動物が原因での電気のトラブルというのは、珍しくありません。
ネズミがビル内の電線を噛んで停電、火事。
ネズミが配電盤や高圧電気系統に触れて、火事、停電。
野外ですと、ネズミ以外にも、蛇やら昆虫やらが配電盤などに入り込んで、トラブルが起きます。
ようするに、良くあることであり、想定内な訳です。
そのため、配電盤などに、ネズミや蛇、昆虫が入らない様に注意しましょうと言うのは、初歩の初歩みたいですね。
とは言っても、所詮、大混乱の中で設置した仮設な設備なわけでして、当時設置した人も長期間使うとは思っていなかったでしょう。
当時の設置者を責めるのは酷ですね。
それにしても、まさか、何もショート対策をしていないとは。
なんでも、末端・下流(?)でショートが起きて、それが上流(?)に行き、広がっていくのは、対策をしていない場合は、さして珍しいことではないそうです。
一家庭や一工場でショートが起きた結果、その地域が停電することもあるそうです。
そりゃまぁ、電気は早いですからね。
たぶん、対策していないことに、危ないことに、現場の人は、気がついていたと思いますよ。
対策していないけど、大丈夫かなと。
2年前は、電源がなくなり大問題になったので、気にしている人は居たと思いますよ。
もっとも、現場の人は請負であり、派遣ですので、いちいち上に提案や文句を言えませんし。
そもそも、全体像を教えていないでしょう。
だから、個々は何の対策していないけど、「他のところで対策しているのかも」と考えたのかもしれません。
同じようなミスですので、
上や中間管理職の人の意識が低いんでしょうね。