馬券は経費か? 〜ちゃんと法律を作ろう

 意外に興味深い話しだと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00000534-yom-soci

男性は2007〜09年、馬券購入に計約28億7000万円をつぎ込み、計約30億1000万円の配当を得た。国税庁は通達で、競馬の配当を「一時所得」に分類し、必要経費として控除されるのは当たり馬券購入額だけとしている。男性は裁判で、外れ分を含む馬券の購入総額を経費として認めるべきだとし、無罪を主張している。判決は5月23日に言い渡される。

 男性が得た“黒字”は、配当額から馬券全体の購入額を引いた約1億4000万円。
 それに対して、国税は配当金額が全て所得だと言うのだ。


 私自身は、税金の専門家じゃないけど、たぶん、国が勝ちそうな気がする。


 競馬自身は、娯楽でありビジネスではない。そのため、馬券を買うのを経費にするのは無理があるためだ。


 その一方で、28億円の投入がなければ、30億円得るのは、到底無理なわけだけど。
 世の中、1年間で、200万円くらい投入して、150万円得て、合計50万円くらい損している人はかなりの数いるはずなのですが。
 150万円が所得です、税金払ってねと言われても、ほとんど何それの世界でしょう。


【税法に問題あり】
 宝くじは、特別な法律を規定して無税なんだから、公営ギャンブルの場合は無税ぐらいにしても良いと思うのですが・・・・


 他の景品の場合は、参加費と比べて、判断しても良いのではないだろうか。


 競馬は、農水省管轄で、農業振興という名目・口実で行われています。もし課税となれば、競馬にダメージが出て、当然、地方の畜産業にダメージが出ます。
 TPPでダメージ、競馬課税でダメージでは洒落に倣いので、競馬振興・畜産振興のためにも、政治的配慮で無税にしましょう。

【結論】
 ちゃんと法律を作りましょう。