ビジネスの支援ツールとしてフレームワークと言うのがあります。
(ここのフレームワークはコンピュータ用語のものとは違います)
さて、フレームワークを行うとなぜ、上手く行くのでしょうか?
理由は簡単です。
①思考が整理されやすい。
②観点漏れが減る。
③手順が明確である
【①思考が整理されやすい】
物事には、複数の観点があります。
それをバラバラに考えていたら、整理されず頭が混乱するだけですので、
フレームワークを用いることにより、思考が整理されます。
【②観点漏れが減る】
観点漏れというは、想定外を生み、思わぬ失敗の原因になります。
フレームワークは、観点が初めから提示されているので、観点漏れを減らすことが出来ます。
【③手順が明確である】
手順が明確ですので、やり忘れによるミスを減らすことが出来ます。
【フレームワークのメリット】
ミスや観点漏れが減るため、フレームワークはボトムアップに有効です。
また、観点が事前に準備され、明示的に示されるため、余計な議論が減りスピード化につながります。
【フレームワークのデメリット】
フレームワークに観点が縛られてしまいます。
そのため、実は他の観点が必要なのに、フレームワークゆえに観点漏れが起きるということがあります。
そのため、自由発想を行い、その後にフレームワークを行うようにする必要があります。
フレームワークに当てはまらない=捨てるではなく、
フレームワークに当てはまらないアイデアや意見をどうするか考える必要性があります。
【まとめ】
上級者は、フレームワークの限界を理解したうえで、上手にフレームワークを使いましょう。
初級者向け、フレームワークの本として、以下がお勧めです。
28歳の仕事術―ストーリーでわかる! 失敗しないフレームワークの使い方 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 栗野俊太郎,栗原啓悟,並木将央,小川孔輔
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/08/02
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (4件) を見る