日報をいつ書くか 〜一石三鳥を目指す。

 日報を書くか、書かないかは企業文化や業種に依存すると思います。


 知り合いに、日報を書いているか、書かせているかを聞いたところ、書かせていないという人が多かった。
 そんなわざわざ書かなくても、口頭で良いじゃないかということだ。


 確かに、そう考える人やそれで良い職場も多いような気がする。
 その一方で、日報にはそれなりにメリットがあったりする。


 職場の情報の多くは、口頭や立ち話などのインフォーマル情報が多いのですが。
 そこに頼りすぎると、情報流通コストが増大したり、情報を受け取っている人と受け取っていない人が出たりする。


 日報などにより、情報を見えるか、共有化しないといけないのだ。


【日報をいつ書くか】
 私自身は、日報はメンドクサイなと思っていましたが、別の知り合いの行動を見て、少し改めるようになった。


 その知り合いは、朝か、前日の帰り際に日報の下書きを書くのだ。
 何それ、捏造と思うかもしれないけど、日報というよりも、一日分の仕事の計画ですね。


 一日の仕事の計画・スケジュールを作ると言うのはとっても重要でして、これをやるだけで、仕事の効率は高まります。


 そして、日報を提出する際には、それをベースにして、提出する。
 下書きがあるので早く終わるし。
 何で来て、何が出来なくて、何が悪かったか、予想外の出来事や、問題点が明確になるので、内容の質も上がる。


 そして、その日報を貯めておけば、いろいろと記録になる。
 パソコンで作れば、文字情報になっているので、見えるか・共有化しやすくなる。


【課題】
 日報の情報は共有化されるだろうか?

 情報を個人や上司が溜め込んだりせず、必要な情報の共有化を進めているだろうか。
 日報で見えるか、共有化しやすくなってはいるが、ちゃんと見えるか、共有化するかは別の問題。


 情報共有のための会議なんて、時間と手間のかかることをせず。
 見える化・共有化を心がければ、無駄な会議の時間は減る。


PS
 口頭の情報伝達は、手軽で便利だけど問題が多い。
①人が媒体になっているので、人が居ないと他の人に伝わらない場合がある。
②そのため、上司が情報媒体になっている場合は、上司がボトルネックになり情報が伝わなかったり、遅くなったりする。
 部下は遅くなると感じたら、上司を通さなくなるか事後になる。
 上司は通されないので事情に疎くなる。
③結局、上司は名に忙しいかと言うと、情報伝達係や知識伝達係に忙しかったりする。
 その結果、他のことが出来なくなる。多くの人は伝達係を本業だと思っているのかもしれないけど。
 情報や知識を公開・共有する仕組みを作って、余計な仕事は減らす。