ボンクラーズ勝利 〜人工知能元年が近いか

 勝ちましたねボンクラーズ


 名前の由来については「ボナンザ・クラスタ」の略説、マンガ「あずまんが大王」のボンクラーズ説の2つがあるそうですが・・・
 たぶん、両方でしょう。


 現在、パソコンベースのマシンですので、スパコン並みのコンピュータ(クラウドでも良いかもしれません)を使えれば、トップ棋士と互角か勝つかもしれません。
 是非、日本政府には一億円くらいだして、支援してもらいたいものですが・・・ムリですね。


 以前も書きましたが、コンピュータ将棋は、ボナンザの登場により革命的な進歩が起きました。
 180度とは行かなくても、60度くらいは変わりました。


 ボナンザのアルゴリズムの凄いところは、(個人的には)パターンマッチング的な仕組みを入れている点でしょうか?
 これにより、コマの配置と配置の関係をある程度解析して、評価することができています。


 この関係を評価すると言うのは、人間なら何となく出来るものなのですが、コンピュータは一番苦手なところですね。


 さらに面白いのは、開発者の方が、天才ですが人工知能の専門家ではない点ですね。
 やっぱり、イノベーションは、専門外から起きるんだなと思う今日この頃。


人工知能事情】

 もうだいぶ、環境は整ってきています。
 インターネットによる膨大な知識の収集。画像認識の進歩。
 人格に関しましても、BLOGを使えば、ある程度できるかもしれません。
 去年、2011年が転機になるかビジネスと人工知能 〜HALはいつ出現するかという記事を書きましたが、今人工知能関係のビジネスが、徐々に広がって行くのでしょう。