「小さい企業は、大手スーパーと取引したら潰れる」
BSを見ていてとき、海外のパスタを作っている小企業の社長が言った言葉。
「大手は価格中心で、大手と取引するためには品質を下げないといけない。それでは会社のアイデンティティが失われる」
小さい企業が苦しいのは、日本も海外も同じ。
そして、大手の要望は価格が中心になるのも同じ。
バイヤーと言う人間は、交渉により価格を下げるのが腕だと思っているし、会社ではその腕が評価される。
良い品質の商品を提供したければ、それを理解する小売りとそれに価値を認める消費者と取引しないといけない。
それが難しい。
そうなってくると、大手ではなく、個人や中小スーパーが重要になってくる。
そして、個人や中小スーパーにとっても、それらのメーカーと組むことは、差別化のために非常に重要になる。
中小小売にとっては単にモノを売るだけではなく、新商品の発見に、コダワリがないと生きていけない。
ナショナルブランドを売るだけや、問屋経由だけでは、難しい。
独自のチャネルを開くことが重要になるのではないでしょうか?