結論から言いますと、交渉次第。
相場があるじゃないのか?
その考えはただしいです。
【基本的には】
実施料率に関する本はあります。
だいたい、2〜3%です。
でも、30%以上もあります。1%もあります。
【でも...】
しかし...悲しいかな世間の相場と、あなたの発明がそれに当てはまるかは別問題。
良く製品の2〜3%何ていわれますが、その製品が、あなたの特許だけで、構築されているとは限らない。
もし全ての特許に対して、2〜3も払っていたら、その製品は特許実施料だけでとんでもない金額になってしまう。
そうなると製品ではなく、部分の2〜3%なんてことになる。
【そもそも...】
相場と言うのは、同一・似たような商品が流通するから、相場が出来るんです。
不動産の場合は、完全同一はありませんが、近所の取引相場などが参考になります。
特許は、そもそも独創的・他に似ていないものに与えられるものなので、
相場という考えが、かなり合わないものですね。
美術品に近いかもしません。
本来は一対一ではなく、オークションが良いのかもしれません。
【ベースになる考え方は?】
損害賠償の逆ですね。
特許によりいくらの価格の値上げが出来て、利益がいくら増すかがベースになります。
特許により、価格が10%値上げできるのであれば、実施料は10%以下になります。
10%だとメーカーさんのメリットがないので、半々とした場合は、5%くらいになります。
【各種パラメータ】
独占実施件権 (1社のみに許諾)
非独占 (複数社へ許諾)
サブライセンス権付き (再実施権付き)
イニシャルペイメント (特許実施時当初払い)
ダウンペイメント (契約時一時払い)
ラムサムペイメント (契約時一括払い)
ランニングロイヤルティー (売上高払い)
許諾地域 (日本/地域/世界)
許諾期間 (出願中/特許後の期間)
ノウハウ許諾