東京は、東よりも、吉祥寺・自由が丘・下北沢・二子多摩川と言った西の街の方が人気がありました。
しかしながら、近年、西のほうの勢いが減少しているように感じられます。新宿の歌舞伎町なんてかなり露骨に衰退しています。高田馬場で乗り換えて、JRの新宿、東西線で都心が目立ちます。
これは、歌舞伎町の特殊事情かもしれませんが、いい加減、西に行き過ぎて、通勤時間が長い。開発して、土地に余裕がない。高齢化などなどが原因として考えられます。
それに対して、北東部のチバラギエリアはまだ余裕があります。
筑波エキスプレス・北総線(スカイライナー)といった新線?や、スカイツリーにより一気に、北東部が元気になるかもしれません。
当面の間は、「日暮里」「赤羽」「秋葉原」あたりの街が、どう変化するのかが、注目です。
【発展のための課題は?】
大学と公園ですね。
東京の西部は田舎だったので、大学が数多く設置されましたが、東部は早くから街が出来ていたためか、あまり著名な大学はありません。
大学は好奇心旺盛な若い人を集める装置ですので、ない地域は、どうしても若者文化というのがいまいちです。
西部に公園が多いのかと言われると微妙ですが...吉祥寺の人気が高い理由は井の頭公園です。他にも、小金井公園や野川公園などそれなりの公園があります。 東部は、緑豊かな公園と言うよりも、河川敷という感じです。公園は、発展のための絶対条件ではないのですが、町に住んでいる人や雰囲気の属性に影響を与えます。
浅草は池を無くした事により衰退が加速しましたから、雰囲気は重要です。