SWOTの正しい使い方

 人間、悲しいかな「あるもの」に感謝するのを忘れ、「ないもの」を嘆いてしまう。性質の悪い人は「あれがないから駄目だ」「これがないから駄目だ」と言って、やらない理由・できない理由を探してしまいます。
 企業戦略においても、業績の悪い企業では、上記のような状態に陥ります。「お金が無い」「○×が無い」と、やらない理由・できない理由を並べてしまう(だから業績が悪いと言えますが...)。
 重要なのは...無いものを嘆くのではなく、まず「あるもの」の価値を再認識することです。
 そこで重要になるのが、SWOT分析と言うわけです。
 業績の悪い店も、あーだ、かーだ言っても、続いているわけですから、強みは必ずあります。
 強みや機会を認識し、「あれがないから駄目だ」「これがないから駄目だ」ではなく、やらない理由・できない理由を並べるのではなく、できるをことを探し、努力する。それがSWOTの正しい使い方だと思います。