パクリ、盗作と言う以前に...

 近頃、ネットが発達して調べることや情報発信が、容易になったためか、「パクリ、盗作」騒動というのが、以前より増えている。
 もっとも、パクリ、盗作と言う以前に...パクリ元に本当にオリジナリティがあるのか?
 保護する価値があるほどの創作物なのか、表現なのかが抜けて、似ている似てないだけで議論が進むのは、好ましくないと思います。
 たびたび、書いていますが、模倣(パクリ)が無い、創造というのは、ありえないんです。
 創造は0からの構築と勘違いされますが、そんなことはありません。また、人間が良いと感じるもにはパターン・法則性があります。まったく新しいパターンや法則性を創るのは、本当に一部の天才しか出来ません。
 パクリ・パクリと騒いでいる人に限って、創造の経験が無く、創造性が無い人だったりするんですよね。
 また、見ている作品の時代も、カテゴリーも狭い。その結果、元が本当にオリジナリティがあるのかの判断が出来ない人が多いように思われます。