新聞やらTVを見ると「デフレスパイラル」などという言葉が出てくるが...物価の下落、デフレがそんなに悪いのだろうか?
ある程度は合っているが、間違っていると思います。
なぜなら、物価下落が起きない場合、物価下落が起きた場合よりも、消費量自体が減るためです。
消費量自体がより減少するため、物価が落ちようが、落ちまいが企業は利益が出ないのです。
結局、従業員の給与は下がります。
生活水準で観ますと、物価下落が起きない場合、物価下落が起きた場合よりも、消費量自体が減るため、低下します。
まとめますと
企業の利益:デフレだろうとなかろうと下がる。
従業員の給与:デフレだろうとなかろうと下がる。
生活水準:デフレのほうが物価が下がる分、楽
「デフレスパイラル」の話の胡散臭いところは、物価の下落がなければ、企業の収益が変わらないみたいになっている点、消費量がより減る点をまったく無視しています。
デフレという言葉は、不景気という言葉に代わって使用頻度が増えたような気がします。そして、安売りが不況の元凶のように言われます。なんとも不思議です。