注意:ネタバレあり
海底超特急マリンエクスプレス。
手塚治虫氏、原作の1979年の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で放送された24時間テレビアニメスペシャルの第2弾なのですが・・・
実は、まともに見たことなかった。
たびたび、再放送されているのですが、後半ばっかり見て、前半を見たことがなかった。
今年度、正月アニメとして1月2日TOKYO MXで放送されたのを録画して、初めて、私にとって、全貌が明らかに。
当初の私の認識では・・・
前半は、太平洋横断海底超特急マリンエクスプレスが事故で暴走。
だと思っていたのですが・・・
いや〜、いまままで後半の内容から、前半を推測していましたが、まさか、ここまで前半と後半が違うとは。
まさに超展開。 前半を見て、後半の展開を推測することはまず不可能でしょう。
私自身は、前半も後半部分の延長で考えていたのですが、逆に、後半から前半を推測するのも当然、無理でして。
前半で、あんなに殺伐とした展開があったとは。
後半があんなに淡泊な展開だったとは。
wikiによる2時間10分のアニメだったらしいのですが・・・それを無理やりカットするとこうなると言うことか。
超展開は変わらないと思うけど。
手塚治虫氏のキャラクターが沢山出ているのを楽しむアニメなのでしょうが。
アトムに外見が似ているロボット、アダムは、全然正義の味方じゃないし。むしろ怖いよ。
こちらのアニメは、ダイジェストシーンの集まりなのですが、これでストーリーが判る人は天才でしょう。
■ネタバレ
私は、アトム型ロボットは、暴走列車を止める正義の存在だと思っていたのですが。
まさか、列車を爆破、暴走させる張本人とは。
今の価値観で言うとテロリストと言われかねない。
そして、何と言っても、一番強烈なのが。
列車に乗った主要キャラクターの内、生き残ったのは一人だけというかなり過激な設定。
石に印がなければ、夢をオチもあり得た話。