ロンドン五輪マラソン代表が発表されました。
事前のうわさ通り、やっぱり川内さんは選ばれなかったですね。
選手名 | 所属 | 自己ベスト | |
---|---|---|---|
藤原新 | 東京陸協 | 2:07:48 | |
山本亮 | 佐川急便 | 2:08:44 | |
中本健太郎 | 安川電機 | 2:08:53 | |
堀端宏行 | 旭化成 | 2:09:25 ※補欠 |
川内優輝さんは、補欠にすら選ばれず。
さて、ここで疑問が。
なんで、選考レースで日本人一位になっていない中本健太郎(安川電機)がなぜ選ばれたの?
常に2位になっているから?
【選考レースの日本人選手上位結果】
■世界選手権(2011年9月)
7位 堀端宏行(旭化成) 2時間11分52秒
10位 中本健太郎(安川電機) 2時間13分10秒
■福岡国際マラソン(2011年12月)
3位 川内優輝(埼玉県庁) 2時間9分57秒
4位 今井正人(トヨタ自動車九州) 2時間10分32秒
■東京マラソン(2012年2月)
2位 藤原新(東京陸協) 2時間7分48秒
6位 前田和浩(九電工) 2時間8分38秒
■びわ湖毎日マラソン(2012年3月)
4位 山本亮(佐川急便) 2時間8分44秒
5位 中本健太郎(安川電機) 2時間8分53秒
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/channel/live/show/athletic/650&manual=1
建前上、2時間8分台の選手ということですが・・・そんなもの地形と天候とレース状況で変わるもののような気がする。
川内優輝さんは、実業団に入っていないから、選ばれなかったのでは?
と勘ぐられてもしょうがない人選だろう。
中には、東京マラソンの川内の給水失敗を、工作だという人がいる。
http://aikansya358.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
確かに、陸連ならば、ボトル番号を見えづらくするのも可能だろう。
そして、ペースメーカーに取らせることも・・・・
いや〜〜考えすぎでしょう。
http://news.biglobe.ne.jp/sports/0312/sgk_120312_8791087360.html
それにしても、この話が本当だとしたら、瀬古さんは・・・・文字通り、セコい人間になったな。
【選び方】
一番シンプルなのは、選考レースを三つに絞ってしまい。日本人一位=代表確定にすることだ。
でも、この方法は基本的に好まれない。
なぜなら、公平になってしまうから。
【人事】
人事を尽くして天命を待つ
という言葉が人事の言葉の由来という説があります。
陸連には、この言葉の意味を噛みしめてもらいたいです。
もっとも、人事の世界では、上司にゴマをすり、媚を売ることの重要性が知られている。
圧倒しているならいざ知らず、僅差の場合は、効いてくるのだ。
【最後に】
近頃、話題性が低かった男子マラソン界。
ひさびさに女子以上に話題性がありました。やっぱりスター・キャラクターって重要ですね。
肝心の成績は、2004年のアテネは比較的成績が良かったですが、2008年の北京は、13位?が最高とかなりショッパイ結果に。
今回も、かなりショッパイ結果になりそうな気がします。
特に○○さん。
そしてにも、今回のマラソンはいろいろなことを教えてくれました。
努力(と才能)があれば、恵まれた環境にいなくても、トップになれること。
このことは実業団に選ばれなかった・入れなかった人たちに夢を与え、大きな希望となったでしょう。そして、同じ境遇のマラソン以外の人たちにも夢を与え、励みになったはずです。
そして、最後は、コネがものを言うことを。
実力の世界でも、最後はコネなんだよ。やっぱり寄らば大樹なんだと、日本の現実を見せてくれました。