中国のGDPの7割が不動産投資で危険水域??

 ふとネットで、GDPと不動産というキーワードを入れたら、中国のネタが出た。


 なんというか、一言で言うと、数字の独り歩き。


 大きいか、小さいかというと、もちろん大きな数字だ。
(バブルか、バブルじゃないかと言われたら、バブルだろう。破裂するか、破裂しないかと言われたら、いつかは破裂する)


 もっとも、単年度で、これだけの数字を投入したらおかしいけど...単年度の数値ではない。
 現状の中国のインフラの整備段階は、先進国並みではない。


 現在の中国は、農村人口>都市人口であり、今後、農村から都市へ人口が移動する段階。
 日本の60年代〜70年代レベルと見て良い。


 通常の先進国は、農村人口<<都市人口なので、中国もそのような形態になると考えられる。

 
 つまり、都市への人口移動がほぼ完了しているバブル期の日本やリーマンショック時のアメリカと単純比較して、高低を語るのは、変なことになる。
 現在の中国は、バブルと比較するよりも、列島改造時代と比較した方が、まだましなような気がします。


 バブルの崩壊は、2・3回あるでしょうが、今後も大規模な移動と投資が続くでしょう。