続くクーポンビジネスと続かないクーポンビジネス 〜顧客ロイヤリティを壊して行けない

 クーポンを持っていれば50%引き。
 もっていないと、割引なし。
 正直、クーポンなしで、その店に行く気にはなれないだろう。
 クーポンがなくなった瞬間、行く気にはなれない。

 商品・サービスへの品質と価格への信頼が壊れてしまい、継続的なビジネスは難しい。
 また、大幅な割引は、店の経営の不安になる。
「あの店、経営不振なんじゃない」=>「まずいから、経営不振なんじゃない」
 となる場合は多い。

 しかし、上手く条件を付ければ、大丈夫なことも多い。

【以下に条件を付けて限定するか】
・時間
・場所
・回数
・属性
 など、条件を付けて限定にする。

 人が少ない時間帯、風景が良くない、トイレの近く・焼肉の煙が煙いなど座席が良くない
 など、訳ありにすることにより、顧客ロイヤリティと店への信頼の低下を防ぐことが出来る。

 また、昔からやられていますが、人数、学生、シニア、女性など属性により別けることも重要です。
 店が駅から遠い場合、タクシーできた人にはおまけをつけるなどもあります。
 誕生日などでも良いです。

 初回とか、回数券方式も良いですね。

【通販の初回購入50%割引】
 これは、顧客管理をしっりして、初回と限定することにより、常連客の損感を防止している。

【今後】
 インターネットとモバイル機能の発展により、時間限定や各種条件付きのクーポンの発行が可能になった。
 面白言えば面白いのですが...

 間違っても、理由なしの一律の割引はやってはいけない。