企業において、社長は最高責任者です。
しかし、だからと言って、社長が全てのことの意思決定者かというと違います。
たいていのことは、下の人に意思を任せます。
そして、権限譲渡をします。
現場の方が、情報や知識、経験を持っている場合があるので、その場合、権限譲渡をすることにより、より適切な対応をスムーズに行える可能性が増します。
(情報や知識、経験を持っていない人への譲渡は、麻痺を引き起こします。)
【意思決定と責任】
通常、意思決定と責任は一致したほうが良いです。
もし仮に、乖離して、上の人が意志決定したのに、責任を取るのが下では上の人たちがモラルハザードを起こします。
【ただし、逆はOKです】
下が意思決定をして、上が責任を取る逆はOKです。
なぜなら、人事権があるためです。
変な動きをする人は、変えてしまえば良いのですか。
別の見方をしますと、人事権がない場合、権限譲渡は上手く行かないと思われます。
責任は首相、意思決定は、専門家に任せるのが普通だと思うのですが...
首相は、東電に関する人事権がないため、権限譲渡が上手く行かず、麻痺するのは、なんとなくわかる話です。
法律に特殊条項はないのでしょうか?
判りませんが...