重たい組織

 お願いしても動かない。単に説明が悪いのかもしれないが...
 自分が動こうとすると、ブレーキをかけられる。または批評・批判の荒らし。


 結局なかなか進まない。
 行動するものが馬鹿を見る組織。
 重い組織が世の中増えているような気がする。


 他人の協力を得ようとするのが、間違っているのか?
 批評に耳を傾けるのが、間違っているのか?


 調整コストの増大。
 調整コストは、協力を得ると言うよりも、ブレーキをかけられないようにするためのだろうか?

 トップと中下位層との距離が開けば開くほど、組織は重くなる。
 軽い組織ではすべての階層で、人々は十分な影響力を有していると感じながら、いきいきと仕事をしている。
 重い組織では、トップをはじめとする上位層が十分な影響力を行使できないばかりか、現場に近づくほど、ある種の無力感さえ生じている


出典:http://sakumaco.seesaa.net/article/112998636.html

 ネットで見つけた。言い得て妙な表現。


 中間管理職が機能していないと言える。
 悪質な衆愚政治型統治になると、無責任が蔓延る。
 知識がある人の知恵は無視され、決定権はない。
 代わりに、決定権を持っているのは、知識がないのに、過信しているしている人たち。


 専門家が常に正しいとは限らないが、専門家が愚衆に振り回せ、愚衆が決定した滅茶苦茶な決定に振り回されるのは、生産的とは言えない。


 上記のような分散型の重い組織は、組織が重いことに気がついてはいるが、自分が原因の一端であることに気が付いていない。
 そのため、非常に改革は厄介と言える。

 ワンマン・トップダウンの暴君型組織の方が、上位層が充分な影響力を行使できる分、マシとなる可能性がある。
 少なくとも、トップの意思により変化するためだ。

 昔歴史(?)の教科書に、
 良い独裁→悪い独裁→良い寡占→悪い寡占→良い民主主義→悪い民主主義→良い独裁

 と循環するようなことが書いてあった。


 上記のような重い組織になってしまった場合、思い切って、独裁ワンマン型にしないと体質改善は無理かもしれない。