なぜ、中国・朝鮮に近い九州と最大の平野を持つ関東は、農地が多いとは言えない関西より遅れたのか?
理由は沢山あるでしょうが...
原因の一つが、災害。
特に、火山がやっかいだったのではないだろうか?
(別に目新しい説ではないですが...)
九州の一部なんて、火国と呼ばれているし。
今現在、阿蘇山は活動が少し活発化している。
【九州と関東】
東日本の関東と東北は、富士山。
九州は、阿蘇山、桜島などなど著名な巨大で著名な火山が多い。
縄文時代などは、火山の噴火による人口の減少をたびたび経験しているようだ。
特に富士山は、縄文時代かなり活発に噴火していたらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%99%B4%E7%81%AB%E5%8F%B2
また、富士山により作られた関東ローム層は、火山灰で栄養がなく、農業、特に多くの人口を養える稲作には向いていませんでした。
結果、西日本と比較して、大幅に人口の増加・発展が遅れてしまいました。
世界最大のカルデラ湖を持つ、阿蘇山の大噴火は、だいぶ前だけど、人間が日本列島にいる時台に大噴火を起こしている。この時は、九州・四国・中国地方は大幅に人口減少したようです。
【地震と富士山】
1000年前に起きた大地震として、貞観地震(貞観11年(869年))があります。
仙台平野には津波の痕跡があり、推定される被害の範囲も、今回の地震とほぼ一緒。
そして、なんと富士山が、貞観6年(864)に噴火しています。
関連性は不明ですが、災害はまとめておきる場合があります。
富士山の噴火と、関東大震災が重なったら、それこそ洒落になりませんね。
...起きない保証はどこにもないですが...
【関西】
インターネットは、分散型で災害に強いと言われているけど、日本のネットは、東京中心に構成されており、東京がマヒすると、ネットの能力そのものが大幅に落ちる。
通信、交通、放送、指揮系統が東京中心すぎて、現状、東京がやられたら間違いなく麻痺するだろう。
阪神大震災のイメージが大きいけど。関西は比較的大規模災害は少ない。
阪神大震災クラスで1000年で一度クラス。
関東大震災、東海地震が不安視されている今、関西への遷都は無理だとしても、関西への機能分散は、重要な気がする。