本日のカンブリア宮殿は、自転車産業に関して。
具体的には、サイクルベースあさひさんですね。
自転車産業と言いますと、以前、イオンが自転車店を出すことを書きました。
【成熟産業】
カンブリア宮殿では、成熟産業と簡単に言っていますが。
しかし、成熟産業とは...「消費者が不満を抱いていない」産業という意味ではありません。「変化がない」産業という意味でもありません。
以前の記事を読んでいただけると判りますが、量販店の自転車の販売は、結構問題がありました。
あさひさんは、その問題を解決したわけです。今後イオンとの対決はありますが...
問題を解決できれば、市場のパイを大きくできなくても、自社を大きくすることは可能です。
成熟産業で働いている人は、成熟産業だから「変化が少ない」と勝手に思い込んでいる場合があります。
「変化が少ない」と勝手に思い込んでいるから自身の変化は当然少ないです。
ここに商機が発生します。他社よりも、変化すればリーダーになれる可能性があります。
シェア的にはリーダーになれなくても、質的なリーダーになれる可能性は高まります。